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これから受験生になる生徒のみなさんは、英語以外にもたくさん教科があるのに、英語外部試験導入で、ずいぶん振り回されてしまうな、と感じてます。
私たち高校英語教員も一緒です。
英検もGTECもやっと実施の詳細が固まって来たようです。(遅くないか?)

悩まされますよね。
これまではとりあえずセンター試験で高得点が取れれば、いろいろな可能性が広がりましたから。

制度の全貌が見えない中、私の知ってる限り多くの学校はGTECの導入を決めています。教員負担はかなり「増」らしいです。

なんで導入したんですか?とその学校の人に聞くと、「ベネッセさんの営業に勧められて、他の選択肢もよくわからないから」だそうです。「え、そんなんで決めちゃうの?」って思いました。

とりあえず今の学校でGTECやってるから大丈夫かな、、となんとなく思ってる人は危険かも。大学入試成績提供システムを使う入試では、2021年度からは学校で受けるGTECは認められていません。システムを使う場合は公開会場で受けることになります。

もちろん、GTECはひとつの選択肢であって良いのですが、他にも選択肢があるなかで、そこで思考停止していては、良くないと思います。生徒も先生も。

高校1年生から、自分にあった、受検プランを考えて行くべきです。

これだけ試験の種類があるのだから、向き不向きはかならずあります。

また、見逃しがちですが、出版されている問題集の数も考慮に入れるべき。

これまで、センター試験の問題集なんて、腐るほど出版されていましたが、じゃあそれぞれの民間英語試験はどうでしょうか。

問題集がなければ、対策もできませんよね。

中学3年生、高校1年生のみなさんは、この冬休み中にしっかりと情報収集しましょう。

なにか質問があれば、コメントしてくださいね!




シーラカンスの冷凍標本
ヨーロッパ共通参照枠 (CEFR) は、言語能力を評価する国際指標です。評価の低い方から順に、A1、A2、B1、B2、C1、C2の6つあります。身近な英検を当てはめると以下のようになります。

A1 3級  初学者
A2 準2級 初級者
B1 2級  中級者
B2 準1級 準上級者
C1 1級  上級者
C2      熟練者

C2はネイティブレベル、ということになり、英検では測れません。

大学入試では、

1.出願資格
2.加点 
3.出願資格と加点

などの形で活用される見込みです。すでに多くの大学が活用を始めています。

各検定の結果を自動的に大学に送付する「大学入試英語成績提供システム」に使えるのは、高校3年生以降の4月~12月の間に受検した2回までの資格・検定試験の結果となっています。
おそらく、推薦入試等ではこのシステムを使わなくても資格試験の結果を使えると私は考えていますが、一般入試では基本的にはこのシステムを使うことになるのでしょう。
そうすると、自分が最も得点を取れる検定を高3までに選び、高3になってから2回受検することになります。
どの検定を使うかが、とても重要になってくるのです。

CEFRは各検定に正しく対応しているのか、ということが現在議論になっています。
最近私が受けた検定の結果を表にまとめました。
CEFRにはやはりばらつきがでました。
私は英検をずっと受けて来たので、英検の形式に一番近いTEAPで最もCEFRが高くなりました。
ばらつきの原因ですが、各テスト問題の形式が異なり得手不得手が出ること、またコンピュータを使うCBTでは操作への馴れが必要であったこと、などが考えられます。
GTEC CBT、TEAP CBTではスピーキングがB1となっていますが、受けた実感としても、「やりにくかった。うまく答えられなかった。」と感じていました。

少し恥ずかしいですが、スコアの詳細を以下に貼っておきます。

高校生はどのようなスケジュールで四技能試験に臨むべきか、ということを考えていきたいと思います。


TEAPについてのまとめです。
TEAPは英検協会と上智大学が共同で作っているテストなので、英検と似ています。
英検対策をしてきた人にとっては、そこまでハードルは高くないと感じました。ただし、英検2級~準1級くらいの力がないと、非常に辛いテストです。準2級レベルの人はまずは2級を取ってからTEAPに取り組むとよいと思います。

各セクションの概要です。
実際の試験ではリーディングセクションとリスニングセクションは連続で行い、ライティングセクションの前に長い休憩が入ります。

・リーディングセクション 70分
Part1 語彙・語法
   4択穴埋め問題20問 

   ★英検第1問そっくりだが難易度高め
Part2 図表、掲示・Eメール、短い間英文の読み取り
   A 図表の読み取り 
    4択問題5問 
    図表1つに1つの質問
          B 掲示・Eメールなどの読み取り 
    4択問題5問 
    英文1つに1つの質問
          C 短い英文の読み取り 
    4択問題10問 
    英文1つに1つの質問

    ★時間をかけすぎないよう注意
    ★図表の読み取りは対策必要
Part3 長い英文と図表の読み取り
   A 長い英文の穴埋め 
    英文2つ 4択問題8問
    1つの英文に4ヶ所の穴埋め
          B 図表を含む長い英文の読み取り
    英文2つ 4択問題12問
    1つの英文に6つの質問

    ★アカデミックな内容

・リスニングセクション 50分
Part1 短い会話、英文の聞き取り
    1つの会話、英文に1つの質問
    A 会話とそれに対する質問を聞いて答えを選ぶ 10問
    B 英文とそれに対する質問を聞いて答えを選ぶ 10問
              C 英文を聞いてそれに合うグラフを選ぶ 10問
    ★英検と似ている
    ★グラフの読み取りは対策が必要

Part2 長い会話、英文の聞き取り
    A 長い会話の聞き取り 9問
      1つの会話に3つの質問
      会話は3つ
      シチュエーションが書かれている
      質問も選択肢も書かれている
             B 長い英文の聞き取り16問
                1つの英文に4つの質問
     英文は4つ
     3つ目と4つ目には図表もある 
     シチュエーションが書かれている
     質問も選択肢も書かれている
    
    ★英検では1つの英文に1つの質問なので、1つの英文に3-4つの質問は情報量が多く大変。対策が必要

・ライティングセクション 70分
TaskA 英文の要約
   350語程度の英文を70語で要約
   ★それぞれのパラグラフの重要なポイントを見抜く力が必要

TaskB エッセイ   
   1つのトピックに関する2種類の図表と2つの英文が与えられる
   英文に書かれている意見をまずまとめ、その上で自分の意見を書く
   メインポイントをまとめるのが主な作業
   ★自分の意見をはじめから書くのではなく人の意見をまとめるところかは書く
   ★英検のライティングとは異なる

・スピーキングセクション 10分
受験者1名に対して面接官1名の対面式
Part1 簡単な質問3つ
Part2 トピックカードを見て、面接官にインタビューする 準備時間30秒
Part3 トピックに関して意見を1分間述べる
準備時間30秒
Part4 さまざまな話題に対する質問4つ程度 準備時間なし

★Part3は英検に比べて話す時間が長いため、対策が必要
★他のパートは英検の対策をしていれば特別な対策は要らない




   
     



    
            


志摩マリンランドのマンボウ

試験から時間が経ち、やっと試験疲れが取れたかなという感じです。

CBTは目への負担が大きい!

休憩時間がないのは鬼だぜ、やっぱり。

さて、GTEC CBTのスピーキングですが、まずまず対策しやすいと思いました。

Part1~4まであります。

Part1は、名前とか趣味とか軽い質問が複数あります。考える時間はありません。

Part2は、留守番電話にメッセージを残すという問題。週末の予定についての提案をして、道順も説明する、というようなものでした。何秒か準備時間があります。日本語でも留守電にメッセージを残すのって、なんていおうか、緊張しますよね。なので、私はうまく言えませんでした。いくつか類似問題をやっておけば、大丈夫かなと思います。

Part3は、与えられたトピックについて、自分の意見を理由とともに述べるという問題です。準備時間が長いです。英検2級の面接で出るような話題だったと思います。3つ問題があります。最後の問題は準備時間はゼロです。

コンピュータに向かってしゃべるというのは私はやっぱり苦手でした。。。対面で話すよりも、正確に話さないと!という無駄なプレッシャーを感じてしまいました。対策としては、自分の声を録音してみると同じようなシチュエーションになると思います。


ライティングは、Part3が嫌いです。

Part1は簡単な質問に10語程度で答える問題。特に対策の必要は感じませんでした。

Part2では状況を読んで30-60語でメールをするという課題です。詳しく言おうとしすぎると語数を超過してしまいます。

Part3がやっかい。

前半はグラフを読み取って、125-175語で、状況を説明し、質問に答えるという問題。グラフの描写は英検やTOEFLでは無い問題なので、数値の変化を表す表現を覚えるなど対策が必要です。また、グラフの数値の変化の背景は自分で推測しなければいけないので、社会問題等に対する知識がないとまったく書けません。これはライティングの問題としてどうなんだ?と思いました。とにかく変わった問題でした。

後半の問題は、質問に対して、4人の専門家の意見を2つ以上、参照、引用して自分の意見の裏付けをするという、これまた変わった問題です。250語程度です。アイデアが考えつかない人にとっては、すでに理由となるようなアイデアが書いてあるので、うまく引用していけばなんとかかけるという問題ですが、慣れないと気持ち悪い。おそらく大学のレポートでは引用することが多いので、その対策という意図があるのだとは思います。


以上がスピーキングとライティングの概要です。スピーキングはPCに向かって話すということに慣れる必要があるし、ライティングではGTEC CBTのためだけにテンプレを考える必要があります。う~ん、めんどくさいなあ。



無料の水族館 ギョギョランド

ノーマルTEAPを受けてきました。
会場はここ。
TEAP CBTは7人、GTEC CBTは約50人だったので、今日も50人くらいかなぁと思ってましたが、予想を遥かに上回る受検者がいました。正確にはわかりませんが、私の部屋が45人いて、他に5-6部屋あったので、200人はいそうです。

200人の高校生に囲まれて受けるのはきつかった!

大人は私以外に見かけませんでした。

リーディング70分
リスニング45分
休憩
ライティング70分
スピーキング10分
というタイムテーブルでした。
9時10分に集合し、私が帰れたのは15時30分でした。
人にはよってはもっと早いし、一番遅い人で17時くらいです。

全体を通じての感想は、英検に似てるなっていうことと、同じTEAPでもTEAP CBTとTEAPは全然違う!ということです。

やっぱり、ペーパーベースド試験は安心する、なんとなく。

英検やTOEICでペーパーベースドのテストに慣れているので、そう思いました。取り組みやすかったです。

これで、予定していた3つの試験は終わりました。あとは結果を待つのみ!
噂のCEFRが、3つの試験で一致するのかどうかが楽しみです。

お疲れさま、私!!


こんばんは。
寝れないので、まとめの続きを書きます。
リスニングもリーディングと同じく約40問。

大学生活で遭遇しそうな、会話、講義、アナウンス、留守番電話のメッセージなどを聞いて、1~3問の問題を解きます。聞く前に準備時間が数秒あります。ちょっと短いです。
問題文も、質問も、聞いてる間にスクリーンで見れます。
これはTEAP CBTとの大きな違いです。
TEAP CBTでは聞いてる間には質問や選択肢は見れません。聞いたあとに、選択肢のみ見れます。質問は読まれます。

難易度は高かったです。たぶん、受検者のレベルに合わせて問題のレベルが変わるシステムだからかな。講義のリスニングはTOEFL並みに難しかった。いや、TOEFL以上かもしれません。

リーディングもそうですが、やりにくかったのは、短くて比較的簡単なものと長くて難しいものが、なんの規則性もなく、ランダムに出てくることです。

質問が1つだったり、3つだったり、準備時間も問題によって違って、やりにくかったです。

リスニングは、解いてて、答えがわかってもう聞かなくていいや、と思ったら、次の質問に行くことができるので、さくさくいくと早く終わります。

リスニングの対策としては、うーん。講義のものは難しいので、TOEFLのリスニング問題集をやるとよいかもしれないと思いました。GTEC CBTの問題集一冊しかないので、今後もっと出版されるといいですね。


イルカショー大好き

私は試験の順番を勘違いしていました。

リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング、の順番だと思ってたら、反対でした。

スピーキング、ライティング、リスニング、リーディング、の順番でした。

これにはびっくり。だって、GTEC CBTの公式問題集の順番、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングなんだもん。


まあ、順番を勘違いしていたのは、たいした痛手ではなかった。

辛かったのは、他の40-50人の受検者が、たぶん全員高校生だったこと。

ガムテープにTeacherって書いて、胸に貼っておきたかったわ。

絶対、あの人なんだろう?ってなってるじゃん。



嫌すぎて、誰よりも早く試験を終わらせました。

ライティングとリスニングは、問題ごとに早く終われば、飛ばせるので、試験時間を短縮することができます。実際、半分くらいの時間で解けた。

リーディングは、問題ごとには制限時間がなく、全体で60分でした。リーディングは、ちょっと分量が多くて早く終わるのは無理だったけど。


TEAPでは、リーディング問題には、問題ごとに制限時間があって、それがかなりやりにくかったので、リーディングはGTECの方がやりやすかった。


GTEC CBTですが、Benesseの営業の人が言ってたけど、受検者のレベルに合わせて、問題のレベルがどんどん変わっていくというシステムをとっているらしい。おそらく、リーディングとリスニングに、そのシステムが適応されています。

視力検査のように、あるレベルの問題が解けたら、さらに難しいレベルの問題を出題するというような感じです。

問題は全部で約40問でした。一つの英文に1~3つの問題がついてました。だから英文は12-13個くらいだったかな。

私は、そのシステムのおかげで、めちゃめちゃ難しいレベルの問題になっていたと思う。学術的で結構難しい700wordsくらいの英文が5-6個出てきた。他には中間くらいのレベルの英文(500wordsくらい?)とかもあった。結構長めの、内容的にボリュームのある文を12~13個英文読まされて、とてもじゃないけど、全部読んでる暇なかったので、TOEICのようにスキミングして解いてました。

TOEFLレベルの英文をひとつにつき5-6分で読んでいる感じです。TOEFLの文をスキミングって!!

かなり辛かった。

最後の方は、嫌になっちゃって、ほぼ推測で解いてました。

さて、何点とれるかな。これだけ難しい文大量に読まされて、C1じゃなかったら、怒るよ?


あとね、問題点。

英文が画像かなにかで表示されてるんだけど、解像度が悪い!!!めっちゃ、目が疲れました。


はい、リーディングはまとめると、、、

英文12-13個で問題は全部で約40問。

受検者のレベルに合わせた問題が出る。

各問題に制限時間はなく、全体で、60分。

英文の分量は多く、スキミング必須。、


こんな感じでした。


スコアが楽しみです。




京都水族館の、オオサンショウウオ
いっぱいいた
こんばんは。
今日は高校生にまぎれて、GTEC CBT for studentを受けてきました。
すごく疲れたので詳しい感想はまた後日書きます。
先日のTEAP CBTは私含めて7人の受検者しかいませんでしたが、GTEC CBTは40-50人はいる感じでした。GTECの方がメジャーになってきていますね。私以外もちろんみんな高校生だったので、非常に居づらかったです。

GTEC CBTは受検者のレベルに応じて出題が変わると言う特殊なシステムが使われてます。たぶん、リーディングとリスニングがそうだと思います。そのため難しい問題ばかりですごく大変でした。。


試験時間は正規の時間だと175分ですが、めちゃくちゃ急いで解いたので、140分くらいで終われました。

受けた感じスピーキングは低そうです。自信がありません。

疲れたのでもう寝ます‼️


レゴランドのイエローサブマリン
何回も乗った!

TEAP CBTの感想の続きです。リーディングの後半でしくってココロが折れて、その後の試験はつらかったなあ。

だって、英検1級(CEFR;C2)持ってるのに、CEFRでB2までをはかるテストで2問も落とすなんて、、、

リスニングは余裕でしたが、集中力はかなり消費し、だいぶふらふらの状態でライティングに突入しました。

・ライティング

①Part1-1  メッセージ作成課題(発信) 1題:メール。25語。

②Part1-2 メッセージ作成課題(応答)1題:LINEかメッセンジャーのようなメッセージへの返信。25語。

③Part2  大学での事務文書作成課題 1題:メールか手紙。50語。

④Part3  図表描写課題【統合型問題】1題: 図表に含まれる情報を理解して、要点を書く。60-80語。詳しく書いてたら100語くらいになっちゃって、削るのが大変だった。

⑤Part4  要約・意見課題【統合型問題】 1題:アカデミックな文章を読み、講義を聞いて、それらを要約し、自分の意見を書く。文章の内容をライティング書くときに見れないのが辛い。集中力が切れ、講義のリスニングのところで途中ぼーっとしてしまった。要約が80語、自分の意見が100語。文章とリスニングを参考に自分の意見を書かなきゃいけないのか、よくわからず迷いながら書いたので、スコアが心配。時間は足りた。


★まず、言えるのは、高校生にとってはタイピングが課題になるだろうということ。ライティングの練習に加えて、タイピングもある程度練習しないと時間内にできないと思う。前半の短い課題は、英検準2級程度の力の生徒でもできると思った。図表描写問題はおもしろかった。数値の差について説明するためにある程度テンプレートを覚えるのが必要だと思う。最後の統合型問題は、TOEFLのintegrated writingと似ている。TOEFLより、文章も講義も短いし、語数も少ない。TOEFLは要約だけなのに、さらに自分の意見を100語で付け足すってちょっと語数少なくて逆に厳しいかも。うーん、どうやって対策しよう。


・スピーキング(録音方式)

通常は40分のところ、超高速でライティングまで終わったのでスピーキングまで2時間以上の休憩がありました。疲れきっていて、勉強もしたくなかったので、サイゼリアで食事後にデザートとドリンクバー頼んで、ひたすら糖分補給しました。



Part1  質疑応答課題 3題: 自分に関する短い質問に答える。大学生活に関する答えやすい質問でした。

Part2  伝言・描写課題 2題:大学生活で遭遇する場面で、口頭説明をしたり、メッセージを残したり、問い合わせをしたりする。ひとつは道案内をするっている問題でした。時間が余った。。

Part3  矛盾点指摘課題 1題:文章を読み、それとは異なる内容を示すグラフ・表を観て、文章との矛盾点を指摘する。文章は短かった。グラフの数値をどうやって表現するかが課題。

Part4  要約・意見課題 2題:グラフなどを見ながら1つの講義を聞き、講義を要約し(Task1)講義の内容に関して自分の考えを述べる(Task2)。要約の練習が必要。英検2級や準1級の面接で出そうな話題。


★周りの声は思ったより気にならない。前半は特に対策するほどでもないが、Part3やPart4はしっかり対策が必要。(だがしかし、問題集がない。。。)


総合すると、私にとってはリーディング、リスニングは簡単(しくったけど)、ライティングスピーキングも簡単だけどスコアはどうなるか少し心配、っていう感想です。

結果が楽しみです!!


次は、GTEC CBT。こちらは対策本が出てるので、一応対策してみます。















ジンベイザメ、、、とダイバー。

本日、TEAP CBTを受けてきました。

たくさん高校生がいるかな、おばさん浮くかな~嫌だなぁ、と思って会場に恐る恐る入りましたが、受検者はたったの7人。

え、少な。

それに対してスタッフは3人。会場費と運営費考えて、採算取れてるのか心配になりました。

さて、TEAP CBTですが、対策して受けようと思ったものの、なんと、、


問題集が一冊も出版されていない!!!


のです。

これは大問題です。対策できないんだもん。

一応、ホームページにデモ体験というのがあって、試験の概要を知ることはできます。


試験は、リーディング(約80分)、リスニング(約40分)、ライティング(約50分)、スピーキング(約30分)という構成です。リスニングとライティングの間に10分間休憩が可能です。ライティングとスピーキングの間にお昼休憩が入ります。

設問毎に制限時間があるので、早く解けると飛ばすことができます。なので、リーディング、リスニング、ライティングは、最速、半分くらいの時間で終われます。

私は、この試験になにかかかっているわけではないので、とにかく早く終わりたくて、あまりじっくり解かずにとばしたので、一番早く終わりました。40分休憩のところが、2時間休憩あったので、相当早く終わったと思います。

以下、それぞれのパートの感想です。


・リーディング(すべて4択)

①Part1 短文の穴埋め20題:ほぼ迷わずできたけど、2~3問自信ないのもあった。英検の準2級~準1級の第1問のような感じ。

②Part2前半   書類やポスター(短文)の内容理解 11題:できた。

③Part2後半 書類やポスター(長文)の内容理解 4題:できた。

④Part3-1   図表の読み取り 4題:グラフを見て、英文の中の空欄に適切な文を入れる。簡単。

⑤Part3-2   教科書や文献の読解(長い英文)9題:一つの長文に3つの質問。できたけど、高校生には制限時間が少し短い。

⑥Part3-3  大学でのデータベースを想定した文献の検索と読解【ICT問題】1題:データベースから答えを探す。なんて説明したらいいかわからないので、デモを見てください。できなかった。。。難しくはないけど、間違ったページを探しはじめてしまって、時間がないので、焦ってパニくった。

⑦Part3-4  教科書や文献の読解(イラストとテキストの対応づけ)【ICT問題】1題:文章に書いてある通りに、画像を2種類に分類していくっていう問題。建築物についての文章で、なぜか全然理解できずに(たぶん前の問題でパニックになったのをひきずって)、解けなかった。慣れれば簡単だと思う。


★各設問の制限時間が高校生にとってはネックかもしれない。私はTOEICでskimmingに慣れているので、ほとんどの問題は半分以下の時間でできた。英検や入試の問題に比べたら、全然時間がないと思う。skimminの特訓が必要。


・リスニング(すべて4択)


①Part1-1 大学での事務手続きやアナウンスの聞き取り(短い英文)12題 :1つの英文に対して、1つの質問。できた。

②Part1-2 大学での事務手続きやアナウンスの聞き取り(長い英文) 6題:1つの英文に対して、3つの質問。できた。質問を先に見れないのが少し辛い。

③Part2-1 授業やディスカッションの聞き取り(短い英文)11題:1つの英文に対して1

つの質問。できた。

④Part2-2 授業やディスカッションの聞き取り(長い英文)6題:1つの英文に対して、3つの質問。できた。英検準1級のリスニングのよう。

⑤Part2-3 授業の聞き取り(動画による授業)【ICT問題】1題:講義のリスニングをスライドショーを見ながら聞く。できた。


★後半になると専門的な講義をけっこう長く聞いて質問に答えるので、一般的な高校生には難しいと感じた。でも、TOEFLのリスニングの同じような問題に比べたら、長さも短いし、語彙もなんとかついていけるレベル。あと、スピードがそこまで速くないので、語彙を鍛えれば対応できる問題だと感じた。ただ、聞いている間は質問が見れないので、そこがちょっと難しいかも。






でっかい淡水魚、ピラルク

今日、TEAP CBTを受けてきたのですが、それについて書く前に、よく知っている英検とTOEICについて書きたいと思います。

まず、みなさんお馴染みの英検ですが、ちゃっかり認定されています。

英検のいいところは、3級、準2級、2級、と難易度別にテストが分かれているところです。
英語がそこまで得意ではない高校生が、受検しながら少しずつステップアップできるテストだと思っています。
また、昔から人気のある検定なので、対策問題集がとにかくたくさん出ているので、生徒にも「○○社の△△っていう過去問を買って勉強しなさい」って言える。
単語帳や技能別の問題集もたくさんある。

以前はライティングは準1級以上しかありませんでしたが、最近は3級、準2級、2級にもライティングが課されており、準1級のライティングもメールからエッセイ型に変わりました。

英検は以前はとにかく単語を覚えて過去問を解きまくれば受かるテストでしたが、今はライティングが合否を決める鍵となっています。

大学入試に利用する問題点としては、英検は合否が出るので、合格しなければ資格として使えないことと、2級から準1級に、大きな壁があることです。多くの受験生は2級までは順調に到達できると思うのですが、準1級になるととたんに語彙のレベルがあがり、なかなか合格できない生徒が出てきます。B2取りたいけど、準1級は授業で習ってない単語が多すぎる、ってことがあったり、なかなか苦労しそうです。

一方、TOEICはビジネスシーンを想定した問題が大変多い試験です。
請求書(invoice)、残高(balance)など、教科書ではあまり目にしない単語がたくさん出てきます。またとにかくリーディングの分量が多い。精読に慣れてる高校生は度肝を抜かれます。
ビジネスに対する予備知識も少ない高校生にいきなりこれをやらせるのはちょっと酷かな~と思います。
経済学部や経営学部を目指してる生徒には逆におすすめしてもいいかもしれないですけどね。

今のところ、私は、英検は利用する方向で考えています。


しろイルカ(たぶん)
とりあえず、長々と説明するのは大変なので、まずは下のサイト見てください。めちゃ詳しく載ってます。

私も人に説明できるほどしっかり理解してないのですが、分かっていることは、
【一般入試を受ける人はセンター試験に代わる共通試験だけじゃなくて、英語の外部試験を受けておかないといけなくなる、しばらくすると英語の共通試験はなくなって、外部試験だけになる】
ってことです。

東大が外部試験使わないとか言ってるので、実際どうなるか分からないし、各試験とCEFRの対照表が根拠がないでたらめだとかいう人もいるし、四技能試験導入自体がまだまだ物議を醸していますが、現場としては、とりあえずうちの生徒には何をメインで受けさせよう、ということを考えいかなければいけません。
ちょうど今多くの高校が議論していて、もう決めちゃってるところも多いと思います。
どんな種類があるのか、まず挙げてみたいと思います。

1.実用英語技能検定
2.GTEC for students
3.GTEC CBT
4.TEA
5.TEAP CBT
6.TOEIC L&R、S&W
7.TOEFL IBT 
8.IELTS
9.ケンブリッジ英検検定

えっと、、、一言言っていいですか?

多すぎっ!!!

もうすでにこのサイトに書くのだいぶ嫌になってる。
いや、書くよ、私は。四技能試験王になってやる!

ほんとうに多すぎですね。なんでここまで種類残しちゃったのか、疑問です。 

まあ疑問に思ったところで、私たちのような一般人は国が決めたことに従うしかないので、大人しく試験対策を考えます。

この中で、私が受けたことあるのは、実用英語技能検定とTOEIC(L&R)とTOEFLのみ。
他については、営業さんが学校に来て、話したことはあるけど、はっきり言ってよくわかりません。
なので、順番に、受けて行くことにしました。(全部は受けないと思う)

今日は、TEAP CBT を受けてきました。

さっそく次の記事にまとめます。

















こないだまでパルコ名古屋のざんねんな生き物展にいた魚。名前は忘れました。