どの試験を使うか

これから受験生になる生徒のみなさんは、英語以外にもたくさん教科があるのに、英語外部試験導入で、ずいぶん振り回されてしまうな、と感じてます。
私たち高校英語教員も一緒です。
英検もGTECもやっと実施の詳細が固まって来たようです。(遅くないか?)

悩まされますよね。
これまではとりあえずセンター試験で高得点が取れれば、いろいろな可能性が広がりましたから。

制度の全貌が見えない中、私の知ってる限り多くの学校はGTECの導入を決めています。教員負担はかなり「増」らしいです。

なんで導入したんですか?とその学校の人に聞くと、「ベネッセさんの営業に勧められて、他の選択肢もよくわからないから」だそうです。「え、そんなんで決めちゃうの?」って思いました。

とりあえず今の学校でGTECやってるから大丈夫かな、、となんとなく思ってる人は危険かも。大学入試成績提供システムを使う入試では、2021年度からは学校で受けるGTECは認められていません。システムを使う場合は公開会場で受けることになります。

もちろん、GTECはひとつの選択肢であって良いのですが、他にも選択肢があるなかで、そこで思考停止していては、良くないと思います。生徒も先生も。

高校1年生から、自分にあった、受検プランを考えて行くべきです。

これだけ試験の種類があるのだから、向き不向きはかならずあります。

また、見逃しがちですが、出版されている問題集の数も考慮に入れるべき。

これまで、センター試験の問題集なんて、腐るほど出版されていましたが、じゃあそれぞれの民間英語試験はどうでしょうか。

問題集がなければ、対策もできませんよね。

中学3年生、高校1年生のみなさんは、この冬休み中にしっかりと情報収集しましょう。

なにか質問があれば、コメントしてくださいね!




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